不倫の証拠

不倫相手や配偶者に慰謝料を請求するためには、肉体関係があったことの証拠が基本的に必要になります。

不倫の証拠として使えるかどうかは、その証拠が肉体関係を事実であることを推測させる証拠が強いかどうか、反論の余地がどの程度あるかどうかでの判断となります。
ラブホテルは一般的には肉体関係を持つことを目的とした人が利用することを前提としたホテルになりますので肉体関係を推測させる証拠としては強いのです。
たまたま、ラブホテルにカラオケのために行っただけ、疲れたので休憩したのがラブホテルだっただけ等の反論する人もいますが、このような反論に信憑性はあるのかは無理があるでしょう。

■一緒に食事をする
2人で楽しそうに食事をしている写真だけでは、2人の間に肉体関係があることまでは確認できませんし、食事をしていただけと反論されてしまうかもしれませんので不倫の証拠にはなりません。

■告白していた
大好き・愛している等の言葉を伝えるやり取りだけでは、2人に精神的な繋がりはあるのかもしれませんが、それによって肉体関係があったことには繋がらないですし、それ以上のことはしていないと反論されてしまい不倫の証拠にはなりません。

■ラブホテルで自撮りを発見
ラブホ内での自撮り写真があれば肉体関係が推測できますので、不倫の証拠となる可能性が高いです。
あえてラブホに入って自撮りするような合理的な理由はないでしょうから、ラブホに行っただけで何もしていないと反論したとしても言い訳になってしまい無理がありますね。

■証拠がないとき
昨今、不倫の証拠としてスマホでやりとりされているメッセージやスマホに保存されている写真なども多くなってきていますが、なかなか相手のスマホを見るのは難しいと思います。
自分で証拠を見つけられない場合は、探偵事務所に浮気調査の依頼を検討されるのをおすすめします。

■探偵を依頼するには

・探偵の費用
探偵の費用は探偵事務所や調査員の人数や時間など、調査内容によって違います。
慰謝料の支払いの交渉では、一般的には探偵費用を請求することはないですが裁判になれば探偵費用を上乗せして請求できることもありますが、探偵費用について支払いを命ずるかはケースバイケースになりますので、探偵事務所に依頼する際には見積もりをしっかりと出してもらうことをおすすめします。

・探偵への依頼の仕方
配偶者の行動パターンを把握していて、事前に相手がラブホテルに行く可能性が高い日がわかるようでしたら、そのピンポイントの日に浮気調査を依頼するのをおすすめします。
その方が費用も抑えることができますし、証拠が取れる見込みもある為です。
配偶者の行動パターンが不明で、疑わしいからとりあえず1週間の調査を依頼するといったことは証拠が取れる見込みも不明ですし、費用もかなりかかってしまうでしょう。

浮気の証拠がなく探偵事務所に相談をする際には、納得できるまで話をして不明な点は質問するようにしましょう。その際には調査費用の見積もりも、きちんと出してもらいましょう。

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